歴史・文化

山あげ祭2018 山あげ祭初心者による祭レポート!

山あげ祭2018 ~ 山あげ祭初心者による祭レポート! ~

今年も7月27日(金)、28日(土)、29日(日)の3日間で山あげ祭が行われました。
まさかの台風上陸という天気でしたが、雨風に負けず、無事3日間終えられてよかったです。
関係者の皆様はきっと天気に気を揉んだことと思います。
『祭期間中に台風がぶつかることは今までなかったなぁ』と地元の方も言っていたので、珍しい年だったのかもしれないです。

私が山あげ祭を観るのは昨年に引き続き2回目。
ですが、昨年はほとんどまともに観ていません。歌舞伎の上演は少し見ていますが、山を上げている様子などは見ていないんです。
というわけで、初心者目線で2018年の山あげ祭をレポートいたします!
(常連さんや地元の方には物足りないかもしれませんが、ご了承ください。)
※山あげ祭の詳しい説明、紹介等は商工観光課のHPにも掲載されておりますので、こちらをご参照ください。➡山あげ祭

野外歌舞伎 表舞台の様子

祭り前日(木曜夜)に行われる笠揃での将門。笠揃とは前夜祭のことです。

夜の上演はライトや提灯、花火などの仕掛けも映えるので、昼間とはまた違う魅力があります。

歌舞伎に欠かせないのが歌や三味線を披露する常磐津の皆さんです。踊り子さんと常磐津の皆さんの演奏や歌は華やかな舞台の見どころです。

一日目昼。日野町での将門上演の様子。駅や山あげ会館から一番遠い日野町ですが、舞台背景が本物の山と重なって一層奥行きが感じられました。同じ演目でも各町によって道路の幅や町並、風景が変わるのでその違いも楽しみの一つ。

軽快なお囃子も祭には欠かせないですね。お囃子は、歌舞伎の上演中以外ずっと演奏しているそうです。確かに、移動中も舞台の準備中もずっと鳴り響いていました。

 

今年の当番町 泉町 若衆さんたちの様子

笠揃が終了し、館を解体する若衆さんたち。

こちらも笠揃のあと、舞台を片付けている様子です。表舞台の歌舞伎だけでなく、準備や解体の様子が見れるのも山あげ祭の魅力の一つです。

一日目夜。今年の当番町 泉町の木頭と副木頭の2ショットを撮らせていただきました!この拍子木を持っているのが木頭。祭りでは若衆さんを束ねる重要かつスター的な役職ということで、本当その通りでした。

今回、事前に10名の若衆さんたちに話を聞かせて頂きましたが、皆さん、普段と祭当日の表情が全然違いました。誰だか分からないくらい。
半纏をビシッと着こなして格好も髪型も祭仕様。でもそれ以上に顔つきが違う。凛々しい!
それだけ祭がみなさんにとって特別ということですね。
※直前にお伺いしたときの様子はこちら。このときはみなさん、柔らかい表情でした。

二日目昼。金井町での訪問を終え、泉町へ移動する様子。

屋台を引く若衆さんたち。木頭は移動中ずっと御拝の方を向いて屋台を率いていました。

街中の通りも華やかでいつもと違って見えます。

地車も駅前で方向転換させて泉町へ向かいます。

地車は何人もの若衆さんが手動で移動させていました。

泉町に着いて次の上演の準備。再度竹を編んで枠を組み立てるところから行います。これを一日5~6回繰り返すということなので凄い。

準備の合間の若衆さんたち。

3日目昼。山あげ会館前での将門準備の様子。

上がる前の大山。

スタンバイする若衆さんたち。

いよいよ大山を上げます。

若衆さんたちが力を合わせて山を上げるところは圧巻です。

大山が上がると迫力があります!

皆さんいい表情!3日間お疲れ様でした。

舞台裏の若衆さんたちの動きも見どころです。

歌舞伎上演中、舞台裏を支える様子はとても臨場感がありました。

歌舞伎の上演が始まり、舞台を動かす若衆さんたち。

若衆の中には市役所の若手職員さんも見かけました。毎年何人か参加しているようです。自分たちが勤める自治体の伝統文化を身を持って体感するのは大事なことですね。自分がもし男だったら一度やってみたいと思いました。

将門いよいよ開演。表舞台と裏側との境を観ることができるのもとても興味深いです。

館から光國が登場するシーン。

将門クライマックス。山あげ保存会芸能部で練習に励んできたお子さんたちも堂々とした舞台を披露をしていました!たくさんの観客の前でも動じない。

舞台の裏側で館を支える若衆さんたち。今年は台風の影響で風が強く、大変そうでした。その分、若衆さんたちの全力を垣間見れたと思います。

将門の最後の場面。観る角度によっても迫力が違います。

 

他の町の若衆さんたちの様子

一日目昼、山あげ会館前。金井町の屋台。

金井町の旗。旗ざおに掲げられている旗は、各町で書かれている文字が異なりました。

若衆さんの士気を高める、金井町木頭。

木頭の日本酒一気!お酒はもちろん地元の酒蔵「島崎酒造」さんの東力士です。

御拝の装飾も各町によって異なります。若衆さんが着ている半纏や浴衣の柄も違うので、そこも見どころ。

山あげ会館前にて、金井町の集合写真。

3日目夜、仲町の屋台。提灯が綺麗です。

3日目夜、祭が終わり金井町の屋台が山あげ会館に戻っていく様子。

山あげ祭期間中にしかもらえない、御朱印スタンプ。とても貴重です。御仮屋でいただけます。


山あげ祭2年目、今年は昨年より多くの場面を観ることができたと思います。
 
全部観るにはまだまだですが、華やかな表舞台とそれを支える裏側と、両方観てこそ山あげ祭の魅力が伝わる、と感じました。セットで観てこそ面白い。
 
ちなみに、御神輿やブンヌキは見逃しました。。。来年はそこもしっかり自分の目で観たいと思います。
(山あげ祭の動画はYouTubeにも結構アップされています。山を上げている様子、過去の山あげ祭などが見れるのでおススメです!)
 
見どころがたくさんある山あげ祭、すべて観ようとすると結構体力使います。観る側もしっかり暑さ対策などはした方がよいですね。パンフレットを見つつ、自分なりのスケジュールを組むと良さそう。
初めて観る人には、滞在時間によってお勧めルートを組んであげる案内サービスなんかがあったらいいかも、と個人的に思いました。(来年やってみようかな。)

※山あげ祭の詳しい説明、紹介等は商工観光課のHPにも掲載されておりますので、こちらをご参照ください。➡山あげ祭

 
さて、歴史の長い山あげ祭ですが、元は「天下泰平、五穀豊穣、疫病防除」を祈願するために始まったお祭です。
今年も無事、祭が執り行われたので、一年間きっと平穏に過ごせることと思います!それがみんなの一番の願い。
祭は終わったばかりですが、来年に向けて準備はすでに始まっているようです。
来年の当番町は鍛冶町!
まだ観たことがない方も、毎年観に来ている方も、来年の山あげ祭ぜひ観に来てください!

 

えのもと

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東京生まれ埼玉育ちの元OL。
栃木県那須烏山市 地域おこし協力隊の一人。
お米と猫と洋楽が好き。好きな海外バンドが来日すると弾丸で上京します。

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