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【ツアーレポート】Local match camp ㏌ 那須烏山 ~1泊2日の地域マッチングプログラム~(前編)

Local match camp ㏌ 那須烏山 1日目レポート

 2018年8月4日(土)5日(日)栃木県那須烏山市にて、【Local match camp ㏌ 那須烏山 ~1泊2日の地域マッチングプログラム~】を実施しました!
 このプログラムは移住体験ではなく、地域が求めている人材と、地方で働きたい・地域で自分のスキルが活かせるか現地に行って見てみたい、という方とのいわゆる地域と人材のマッチングを主な目的として行われました。
そして今回、栃木県外から5名の方が参加!
 1泊2日と限られた日程にいろいろなプログラムを詰めており、なかなかハードなスケジュールとなりました。
濃い2日間を前半・後半に分けてレポートいたします。まずは1日目から!

8月4日(土)ツアー1日目

1日目の行程

【DAY 1】               
11:00 JR烏山駅集合
11:30 那須烏山市ガイダンス+自己紹介タイム@870(旧BonBon)
12:30 昼食
13:30 地域の実践者レクチャーセッション
    1)烏合の手&House book「半径5mからの地域活動」
    2)クロスアクション「地域へのいいね!を増やす」
15:00  地域おこし協力隊セッション
    「移住のリアル 徹底分析!」
16:30 フィールドワーク① 対象エリアのまち歩き
    「まちを歩いて地域に触れるトレジャーハンティング」     
18:30 宿泊先チェックイン
19:00 地域の方々との交流会 presented by 彼処珈琲
22:00 二次会など自由行動

烏山駅集合&オリエンテーション・ガイダンス

 集合場所はJR烏山駅。スタッフが車で駅へお迎えに。
猛暑真っ只中の8月初旬、5名の方にご参加いただきました!
初めまて那須烏山市に来た方4名と、前回の移住体験ツアーに参加してくれた方も再度来訪。すっかり関係人口の一人ですね!

 皆さん揃ったところで、オリエンテーション開始。
場所は、元カフェで空きスペースとなっていた場所を、今は地域おこし協力隊の活動場所としてお借りしている870(はなれ)。
(※870はみんなにとっての「離れ」のような場所にしたい、という思いから3人で話し合って名付けました。)
プログラムの流れを説明とスケジュールの確認。そして自己紹介タイム!

今回、主催は那須烏山市まちづくり課ですが、運営事務局として「NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク」にご協力いただいております。とちぎユースの古河さんからもご挨拶。

自己紹介等のあとは、まちづくり課職員より那須烏山市ガイダンス。
那須烏山市の紹介、市の課題、資源のほか、産業についての説明。

まちにダイブするぞー!ということで参加者さん・スタッフ全員で景気づけにガッツポーズ。

その後、お昼休憩。ランチは街中にある地元のお弁当屋さん「ガパガポ弁当」さんのお弁当を注文。
お腹もいっぱいとなったところで、午後からはいよいよプログラム開始です。

地域の実践者レクチャーセッション
①烏合の手&House book
②NPO法人クロスアクション

最初のプログラムとして、那須烏山市ですでに活動している地域団体/実践者の方から活動内容とその想いに触れてもらうトークセッションを実施。
今回、ご協力いただいた団体/実践者は、「烏合の手」&「House book」と「NPO法人クロスアクション」。
烏合の手&House bookからは齊藤さん、NPO法人クロスアクションからは代表の高橋さんにお越しいただき15分ずつトーク。

烏合の手&House bookの齊藤さん(左)とクロスアクションの高橋さん(右)。

まずは、烏合の手&House bookの齊藤さんから活動内容と想いを語っていただきました。

①烏合の手&House book

烏合の手:地元烏山を愛する高校の同級生が集まりはじまった「烏合の手」。外の人たちに烏山を知ってもらうため、本業の仕事と両立しながら、地元の野菜や果実を利用したジュースなどの商品づくりに取り組んでいる。
FB https://www.facebook.com/ugounote/

House book:ハウスブックプロジェクトでは、栃木県那須烏山市を中心に、空き家情報の集積・公開し、利用促進を行い、まちづくりを進めています。人同士を結び、繋げ、絡め、広げ、深めて、関係性をデザインしていくまちづくりの第一歩のために。(ハウスブックプロジェクトのHPより抜粋。)
HP https://www.housebookproject.org/ FB ハウスブックプロジェクト

「烏合の手」「House book」の活動を語ってくれた齊藤さん。

一級建築士である齊藤さんは、仕事のかたわら烏合の手とHouse bookプロジェクトの活動も行っています。
建築の観点から、空き家の調査・活用促進の活動を語ってもらいました。
また、高校の同級生5人で活動している「烏合の手」では、地元産の梨やトマトを使ってジュースを作り販売しています。
昨年は、地域おこし協力隊の市田さんが「烏合の手」へインターンして、一緒に国見地区のみかんを使ったみかんジュースも新たに製造されました。

続いて、NPO法人クロスアクションの活動を代表の高橋さんから語っていただきました。

②NPO法人クロスアクション
「人と人の想いをつむぎ地域のこれからをともに描く社会へ」をミッションに、那須烏山市の交流人口を増やすべく、観光客の受け入れ体制の充実や広範囲に広報啓蒙活動をすることにより、都市農村交流・異文化交流・地域内交流の促進に取り組んでいる。
FB NPO法人クロスアクション

クロスアクションの活動について語ってもらった代表の高橋さん。本業は市の中心市街地で床屋を営んでおります。

本業の床屋のかたわら、NPO法人クロスアクションの活動をしている高橋さん。市の伝統行事「山あげ祭」にも深く関わっており、昨年は「金井町筆頭世話人」という重要な役職も務めました。
床屋さんとNPOの活動そしてお祭と、地域では幅広い人脈を持っております。その人脈を活かし、市内外の他団体や農家さんとコラボしたイベントを企画したり、最近ではクロスアクションが借りている駅前のスペース「ぷらっと」の活用や、市内で使われていない遊休資産・公共空間の活用方法も模索しています。
高橋さんへは単独インタビューもしております。こちらも是非読んでみて下さい!

トークのあとに参加者さんから質問タイム。
また、このあとには街中フィールドワークが控えておりました。お二人の話を踏まえて歩くとまちの視方も変わったではないかなと思います。
続いて、フィールドワークの前にもう一つ、地域おこし協力隊3人によるセッションへ。

協力隊セッション「移住のリアル 徹底分析!」

地域おこし協力隊3人によるセッション。「移住のリアル 徹底分析!」。
那須烏山市には現在、地域おこし協力隊一期生が3人います。3人とも県外から来た移住者です。
就任2年を迎えた3人が【職・遊・食・学・住・居】の6つの項目について語ります。
実際のところどうなの?という外からきたよそ者目線で出来る限りリアルな話を届けることに努めました。

ぶっちゃけトークに行く前に、アイスブレイク。
ということで、初めましての人同士が打ち解けられるという、田中君おススメのボードゲームを使ってゲームタイム!
使ったボードゲームは「テレストレーション」という描いて伝える伝言ゲーム。
みなさんの絵心あるなしも分かり、盛り上がりました!ボードゲームを通してコミュニケーションを図れたと思います。

雰囲気も和んだところで、移住のリアル徹底分析へ!
地域おこし協力隊の3人がそれぞれの活動について紹介、そして【職・遊・食・学・住・居】の6つの項目をチャートにし、移住前と後とを比較してトーク。
一人2項目を担当し、チャートを元に語りました。
各担当と内訳 → 田中:【遊・学】 市田:【食・住】 榎本:【職・居】
(チャートの赤色が現在の指標、青色が以前の指標。)

田中君のチャート。担当は「遊」と「学」について。

市田さんのチャート。担当は「食」と「住」について。

榎本のチャート。担当は「職」と「居」について。

約1年半生活してみて、実際にどう感じているのか、移住した3人のリアルが参加者さんに伝わりましたでしょうか?
限られた時間でどこまでお伝えできたか分かりませんが、少しでもリアルな情報がお届けできていたら幸いです。

フィールドワーク① 対象エリアのまち歩き
「まちを歩いて地域に触れるトレジャーハンティング」

ここまでは屋内で話を聞き、意見交換の時間が続きましたが、いよいよ街中フィールドワークへ!
まずは、駅前を中心に空き家の状況を見たり、地域おこし協力隊の田中君が住んでいる築100年の家を見学。

その後いったん870に戻り、30代Uターン事業者で、街中で洋菓子店を営む「パティスリーヒラサワ」3代目の平澤さんのお話を伺いました。
一度まちを出て、再び戻って家業を継いだ平澤さん。事業者と一市民としての両視点で昔と今とどう変わったのか、また変わらないと感じるのはどんなところか、など興味深い話を聞かせていただきました。
そして、シューアイスの差し入れも!暑い中、参加者さんスタッフみんなで美味しくいただきました!
FB 御菓子司ひらさわ・パティスリーヒラサワ

30代Uターン後継ぎの平澤さん(中央)。貴重なお話を聞かせていただきました。

平澤さんの話を聞く参加者の皆さん。

その後、やっと日も傾きかけてきたところで再び街中へ。
今度は駅前と反対方向へ。山あげ通り→せせらぎ公園→山あげ会館→ぷらっと、というルートを歩きました。

フィールドワーク中の一コマ。

途中、クロスアクションが管理している駅前のスペース「ぷらっと」に寄り、印刷会社「合資会社永興舎」代表の森さんからお話を伺いました。森さんはこの周辺地域の不動産を数多く所有しており、協力隊の現在の活動場所「870」も森さんからお借りしています。空き家を貸すにあたりどんな人に貸したいか、といったことも伺い、普段なかなか聞けないお話も聞かせていただきました。

中心市街地に多くの土地や不動産をお持ちの森さん(左から二人目)。昔の街の様子なども語ってもらいました。

その後、ぷらっとのすぐ隣にある駅前の旅館「旅館ふくずみ」さんへチェックイン。
(那須烏山市宿泊所一覧はこちら。) 
荷物を置いて交流会へ!

地域の方々との交流会 presented by 彼処珈琲

夜は地域の方々との交流会!
昼間にトークセッションにお越しいただいた齊藤さんの建築事務所をお借りして開催しました。
交流会から参加した地域の方もおり、とても賑やかな場に。
まずは全員で乾杯!

みんなで乾杯!那須烏山へようこそ&今日一日お疲れ様でした!


交流会の料理は、地域おこし協力隊の市田さんがメニューから考えて用意してくれました!
地元の食材をたくさん使ったオリジナルメニュー!豪華です。彼処珈琲

料理の説明をする市田さん。

クロスアクションが作った国見のみかんジュースが入ったビールや、烏合の手のトマトジュースなどもいただきました!

「烏合の手」メンバーの齊藤さんと國井さん。この日もジュースや食材を提供してくれました。

懇親会、最後はみんなで記念撮影。「Local much camp」の字ポーズで!

ローカルマッチキャンプ1日目、地域の方々から話を聞き、ワークで頭を使い、まちを歩き、かなりてんこ盛りなスケジュールだったと思います。
参加者のみなさん、猛暑の中、1日お疲れ様でした。
また、ご協力いただいた地域の方々、お忙しいところありがとうございました。
2日目は、街中から離れたエリアの視察と、ローカルとの関りを整理するワークショップを中心としたプログラムとなっています。
そちらの様子は後半でまたレポートいたします!

えのもと

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東京生まれ埼玉育ちの元OL。
栃木県那須烏山市 地域おこし協力隊の一人。
お米と猫と洋楽が好き。好きな海外バンドが来日すると弾丸で上京します。

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