体験

【ツアーレポート】拝啓 都会の皆様 田舎とゆるやかな関係をつくりませか?(前編)

 2017年11月25日(土)26日(日)、那須烏山市で、市役所まちづくり課・地域おこし協力隊・NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークの協同プロジェクトとして、一泊二日の移住体験ツアーを実施しました。
その名も『拝啓 都会の皆様 都会とゆるやかな関係をつくりませんか?』ツアー。
 ただの観光ツアーやグリーンツーリズムではない移住体験ツアーは初めての取り組みです。募集も遅くなってしまい、参加者集まるのか?と心配しましたが、今回3名の方が参加してくれました!東京、埼玉、宇都宮から1名ずつ、中には栃木県に来るのも初めての方も!
 そのほかに、近隣自治体の地域おこし協力隊の方もツアーに興味をもってもらい、当日私たちと同行。
おかげでなかなか賑やかな一行となりました。

今回のツアーのチラシ(表面)。地域おこし協力隊の田中君が作成。

チラシ裏面。2日目のプログラムの詳細を記載。

 今回のツアーの趣旨は、首都圏の方を対象とし、田舎(那須烏山市)とゆるやかな関係を作ってもらい、今後も那須烏山市と繋がりを持ってもらおう、というもの。
 実施背景としては、全国の地方都市ではどこも人口流出が進み、地域社会の担い手不足が懸念されている中、いきなり移住はハードルが高い。まずは、交流人口を増やして那須烏山市に関心を持ってもらいたい、という狙いです。
ただの観光ツアーと違うのは、地域の課題と魅力の両方を知ってもらい、地域のリアルを感じてもらうことを大事にしました。

ツアー当日の様子を前編(一日目)と後編(二日目)と分けてレポートします。
ではまず一日目いってみよー!

 ※ツアー参加者の佐藤さんが、なんとご自身のブログでもレポートを書いて
  くれました!!写真もたくさん載せてくれています。ありがたい!

  URL https://t.co/ZzCBxMRm3s 
  ぜひ、佐藤さんのレポートもご覧ください!

11月25日(土)ツアー1日目

1日目の工程

【DAY 01】               
11:00 烏山駅前集合
11:30 オリエンテーション@ぷらっと
12:00 昼食
13:30 まちなかフィールドワーク
 ①観光協会(烏章館)②烏山和紙会館 ③洞窟酒蔵
16:00  なすから川の秋祭り見学@那珂川
17:00 宿泊先の「ほたるの里の古民家おおぎす」へ到着
17:30 夕食・懇親会

烏山駅でお出迎え&オリエンテーション

集合はJR烏山駅。1名はお車で、もう1名は10:57烏山駅着の烏山線(アキュム)で烏山駅へお越し頂きました。(もう1名も電車にて夕方合流)

例のごとく、烏山線がSuicaが使えないということで、改札を出る際に驚かれる。初めて来る方、そうですよね。私もそうでした。
事前にお伝えしておらず、すいませんでした。汗 

課長自らお出迎え。ようこそ那須烏山市へ!

オリエンテーションの様子

那須烏山市について熱弁するまちづくり課、佐藤課長。

名刺交換など

駅前コミュニティスペース「ぷらっと」にてオリエンテーション。
参加者さん、スタッフ、関係者、それぞれの自己紹介と2日間の工程説明をした後、お昼ご飯。
お昼にこちらが用意したのは、那須烏山市のソールフードである「焼きそば」。
今回は「かまぎん」さんの焼きそばを食べていただきました!

かまぎんの焼きそば!

 

まちなかフィールドワーク
①観光協会(烏章館)②烏山和紙会館 ③洞窟酒蔵

昼食の後は中心市街地フィールドワークということで、①観光協会(烏章館)②烏山和紙会館 ③洞窟酒蔵の3カ所を見学。

①観光協会(烏章館)

観光協会のお話しを聞かせていただき、意見交換。

まずは、山あげ会館向かいにあるベンチャープラザという建物にて、那須烏山市観光協会の方からお話を伺いました。
(ちなみに山あげ会館は2018年3月まで改修工事ため休館中です。3月までは山あげ会館向かいの「烏章館」にて展示の一部を公開しています。)
観光客の推移や市内の観光につていての現状・課題、観光資源のお話しなどを聞き、その後は意見交換。
参加者の方からも質問や外部からの意見を出してもらいました。
その後は烏章館を見学。山あげ祭のビデオを見ながら地元の若者から祭りの説明を聞いたり。
ぜひ、夏には山あげ祭を観にまた来てほしいです。

烏章館にて、山あげ祭について説明する職員と熱心に聞く参加者さん。

展示だけではやはり伝えきれないので、ぜひ本物の山あげ祭を観に来てほしいですね。

那須烏山市観光協会のホームページはこちら。ぜひご参考ください。http://park18.wakwak.com/~omotenashi/

 

②烏山和紙会館+クラフト館 

烏章館の後は、烏山和紙会館とその隣に併設されているクラフト館へ。
須烏山市の伝統工芸である烏山和紙。
実際の和紙は、里山にある「和紙の里」で作られていますが、今回は町中にある和紙会館を見学。
烏山和紙は県内の学校のみならず、首都圏の小中高校などの卒業証書にも使われています。
伝統を受け継いで和紙の制作や和紙会館の運営をしている福田製紙所では、和紙の里の見学や和紙すき体験なども受け付けています。
こちらが福田製紙所のホームページです。ご参考ください。
http://www.fukudawashi.co.jp/

和紙会館の中を見学。

和紙会館で買物をしていた方もいらっしゃいました。

和紙会館は伝統工芸である烏山和紙の展示をしています。烏山和紙で作った小物なども販売しています。
こちらで和紙で作ったペン立てを購入している参加者の方もいました!
その後、和紙会館の隣に併設されているクラフト館も見学。
木工のおもちゃや小物、工芸品を見ながらクラフト館の館長、福田正彦さんからお話を聞かせて頂きました。

和紙会館のお隣クラフト館では、木工品や木のおもちゃを手に取りながら見学。

和紙会館の隣にあるクラフト館

和紙会館の前での一コマ。みんなで集まって談笑。

 

③洞窟酒蔵

島崎酒造の方に案内して頂き、どうくつ酒蔵を見学。

和紙会館の後は洞窟酒造を見学。
那須烏山市の酒造、島崎酒造さんの酒蔵となっております。
また、近代化遺産にも指定されています。
島崎酒造さんによるどうくつ酒蔵の説明を聞きながら、どうくつ内を見学。
洞窟内はとても頑丈で、東日本大震災のときも、どうくつの中は揺れが少なく、
ここで保管されていたお酒は1本も割れることなく、無事だったとのこです。

どうくつ酒蔵の説明を読む参加者さん。

こちらでしか購入できない「どうくつ熟成酒」を夜の懇親会用に購入。

 外に出てきてからどうくつ熟成酒や柚子酒などの試飲も。
熟成酒は日本酒では珍しい、とのことで、参加者の方も興味深そうに試飲していらっしゃいました。
また、夜の懇親会用にも洞窟酒蔵でしか購入できない日本酒を購入。

様々な種類のお酒を試飲できます。ここでしか買えないどうくつ熟成酒も試飲できますよ!

お味はいかがでしたでしょうか?

那須烏山市の酒蔵、株式会社島崎酒造のホームページはこちらです。ご参考ください。
http://azumarikishi.co.jp/

 

なすから川の秋祭り見学

この日は「なすから秋の川祭り」というイベントが那珂川の河原で開催されており、夕方から私たちも参加。

竹で作ったランタンで「なすから秋の川まつり」。

暖かいしし汁やコーヒーを頂きながら各ブースを見学。

河原では暖かいしし汁や、コーヒーなどを無料で振舞っていたので、夕飯前でしたがみんなで試食。
この日も寒かったので、身体が温まりました。
また、この川イベントでの大きな見物として、河原にプルジェクトマッピングを映す!という企画があり私たちも見物させてもらいました。

河原と対岸の木々に映し出される映像。

河原でプロジェクションマッピング!斬新!

 

宿泊先の「ほたるの里の古民家おおぎす」へ。

川祭りへ寄った後は、今回の宿泊先である「ほたるの里の古民家おおぎす」へ。
2015年にオープンしたこちらの施設は、築130年の古民家を大木須の地域の皆さんが改修した趣のある古民家宿泊所です。
まずはこの施設を運営している「大木須を愛する会」の会長堀江さんと事務局長大貫さんから、会の発足、そしてこの施設がどういう経緯で建てられたかの説明などをお聞きしました。
参加者の皆さんには、里山や地域のリアル、課題、現状などを感じ取って頂けたたのではないかと思います。

会長の堀江一尉さんから説明

事務局長の大貫いさ子さんからも、これまでの大木須の歩みなど、お話を聞かせて頂きました。

 

夕飯・懇親会

さて、皆さんお待ちかねの夕飯・懇親会へ。
お料理は、大木須の皆さんの手作り!すごい品数です。豪華!
囲炉裏で焼いた鮎の塩焼きなども並びました。

大木須の皆さんの手作りの夕飯。豪華です!

囲炉裏で焼く鮎の塩焼き!

豪華なお食事。大木須地区の皆さんの手作りです!

昼間に洞窟酒蔵で購入した、島崎酒造の「東力士 洞窟熟成酒」

地元の方も混ざってもらい、皆さんで夕飯を囲みました。賑やかな夕飯!

夜は交代でお風呂に入りながら、囲炉裏を囲んでみんなで歓談。
ヒートアップして結構遅くまで起きていた方も。

囲炉裏を囲んでまったりタイム。こちらの施設は薪ボイラーの床暖房完備!お風呂も薪ボイラーで沸かします。

1日目は、那須烏山市の街中フィールドワークということで主要スポットを訪れ、それぞれのスポットで意見交換等してもらい、
参加者の方に那須烏山市の一部分に触れていただきました。
2日目は、地域おこし協力隊の3人がそれぞれ案内するプログラムとなっているので、3班に分かれての行動。
後半ではそれぞれのプログラムの様子をお伝えします!

えのもと

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東京生まれ埼玉育ちの元OL。
栃木県那須烏山市 地域おこし協力隊の一人。
お米と猫と洋楽が好き。好きな海外バンドが来日すると弾丸で上京します。

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